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強化ソレノイドバルブ

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ECHIGOYA SOLENOID VALVE

えちごやソレノイドについて

近年、環境保護の観点から世界的にカーボンニュートラルに向けた機運が高まり、クルマの電動化が加速しています。

が、ガソリンエンジンも燃費やCO2削減に対する進化を遂げているのです。


なかでも可変バルブタイミングシステム「VVT(Variable Valve Timing:連続位相可変動弁機構)」は、

エンジンの回転数等の運転状況に合わせてバルブの開閉量と開閉タイミングを調整して最適な吸排気を行い、

エンジンの効率を高めて燃費の向上や排ガスのCO2低減に貢献してくれるシステムです。


可変バルブタイミングという発想が生まれる以前のエンジンは、固定されたバルブの開閉量とタイミングしか持たず、

そのエンジンのもっとも効率の良いところに合わせるしか方法がありませんでした。

可変バルブ機構を初めて実用化したのはフィアットで1970年代でしたが、市販車への採用はアルファロメオ75で1985年です。

カムシャフトの支点内部に斜めのスプラインを設け、油圧で支点が奥に送り込まれることで進角を変化させていました。


日本車では、1984年に三菱がカム切り替えによるシリウスDASH3×2、86年には日産が段階的位相可変型のNVCS、

そして89年にホンダがカム切り替えによるVTECを採用して可変バルブタイミング機構は一般的なシステムとなりました。

トヨタはやや遅れて95年に連続位相可変型のVVT-i、

99年に連続位相可変型とカム切り替えを組み合わせたVVTL-iを採用しています。

可変バルブタイミングは、もともとはエンジンがたくさんの混合気を求めているときはバルブを大きく開けて遅めに閉じる、

少ないときにはバルブを小さく開けて早めに閉じることで、吸入する混合気量を最適化することを狙ったシステムです。

現代のクルマは軽自動車はじめ全てのクルマに可変バルブタイミング機構が採用されています。

ところが、可変バルブタイミング機構を作動させるソレノイドバルブが純正品だと高回転時の油圧や温度の影響を受けて

最適な機能を果たせていないのです。

そこで、純正の可変バルブタイミング機構を精密かつ確実に動作させる機能パーツとしてえちごやソレノイドを開発しました。


多くの可変バルブタイミングシステムの構造はエンジンオイルの油圧駆動や電気式モーターなどでタイミングを連続的に調節し、

高出力化と低燃費、環境性能などの機能制御が行われています。

本来エンジン制御コンピュータは適正化されたプログラムにより制御されていますが、

制御モーター自体のパワーや油圧など常に変わる状況と、純正制御モーター自体の能力不足や内部構造の脆弱さにより、

エンジン本来の潜在能力を100%引き出すことができずにいるのです。

 

このえちごやソレノイドは、制御モーターの出力改善と内部構造の適正化によって、

エンジンコンピュータからの信号を正確かつ精密に動作させ、エンジン本来が持つポテンシャルを引き出します。
えちごやソレノイドは、特許取得の低摩擦・強化型ボールベアリング軸の採用により

油圧制御バルブをスムーズかつ正確に作動させます。

また、純正のソレノイドバルブの素材は鋳鉄製ですが高温に弱いためNASAで使用されているアルミ材を採用、

コイルスラストも純正の650kgから2倍以上の1330kgに引き上げています。

さらに、200℃の耐熱VTオイルシールと高炭素鋼軸スプリングを採用しました。

ソレノイドバルブをえちごやソレノイドに交換すると、

シリンダー内部を最適な燃焼に近づけられることから、中~高回転域でのトルクを向上させ、

燃費も向上し、CO2も減らすことができるという、一石三丁のパーツなのです。

 

最近のクルマはエンジン回転が上がってもトルク感が持続しない印象がありますが、

えちごやソレノイド装着後はエンジン回転の上昇に伴い、トルク感もしっかりと立ち上がってくれます。

高速道路での追い越しや、ジャンクションからの合流、長い登り坂等、日常においても走りに楽しさと安全性、

さらには経済性、環境性能もプラスできるアイテムです。

なお、「えちごやソレノイドバルブ」は当社のオリジナル製品であり、ガレージえちごやの独占販売商品です。

他社の類似品とは関係ありません。またコピー商品でもありません。

えちごやソレノイド
えちごやソレノイド取付
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​純正ソレノイド
えちごやソレノイド

えちごやソレノイドはフルパワーが基本仕様です

当社はチューニング屋なので、オリジナルソレノイドは基本タイプ(Standard ver.)がフルパワー設定のものです。

中のピストンもあえてチタン製です。

もちろんコストはアップしましたが、中のピストンの素材を3種類作ってテストした結果、

えちごやの嗜みに合格したのはチタンでした。

因みに当社では30年前の古いベンツにも一台で600本を超えるチタンボルトを普通に使うので、当たり前のことなんですが。

マイルドなレスポンスのものはミッションとの相性等のため用意はしてあります。

特にトヨタのハイブリッド以外のベルト式のCVTでエアマスがないDジェトロのエンジンコンピューターのクルマは、

下からパワーを上げるとミッションの保護が入るためです。

50kmほどのんびり補正させればいいんですが。

ホンダ、スズキのエンジンと当社のソレノイドはほんとに相性良いです。

エンジンの回り方がバイクみたいになります。 まあバイクメーカーのエンジンですからね。

ダイハツはNAでもほぼターボ付きの速さになります。

というか、どのメーカーもターボ付きでギリギリでミッションの容量を決めています。

ノンターボとの棲み分けのために、ターボはトルクをNAは馬力を落としてます。

純正部品が対策品になっている場合は

​強化ソレノイドも対策が必要です

純正部品のあるあるで 対策パーツになる場合は、製品番号が変わります。

今回の当社アクア用の純正ソレノイドも、初期は2040という番号でしたが、途中2030に変更になりました。

試しに当社サービスカーのアクアに旧タイプの純正品つけてみたら、びっくりするぐらい遅くなりました。

巷に出回っている強化ソレノイドは2040ベースだったので、新型をベースにして作り直しました。

新しい品番で強化したもののほうがトルクフルになっていることが、じゅうぶん体感できます。

その上、燃費もよくなりました。

もちろん、対策部品ベースのソレノイドは当社オリジナルであり独占販売品です。

価格

スタンダード バージョン      65,000円(消費税別) 

エコノミー バージョン       55,000円(消費税別

スーパーエコノミー バージョン 45,000円​~消費税別

※車種によって、特別価格のものがあります

※同じ車種でも、年式、搭載エンジン、メーカーの対策等によって

 ソレノイドが変わりますので、購入前に問合せメールで連絡してください。

「えちごやソレノイドバルブ」は当社のオリジナル製品であり、ガレージえちごやの独占販売商品です。

他社の類似品とは関係ありません。またコピー商品ではありません。

※ 表示価格は全て税別。
※ エンジン仕様、年式によりソレノイドバルブの組み合わせが変わる場合があります。

 

・エンジンコンピュータの書き換え不要です。
・レギュラーガソリン車をハイオク仕様にする必要はありません。
・車検対応です。競技用部品ではありません。
・エンジン別に設定しているので、商品をお間違いのないようにご確認下さい。
・本製品には安心の1年の部品保証が付きます。
・適切な取付の出来る販売店または専門店へお問い合わせ下さい。

免責事項


あらゆる部品取付・交換はお客様の自己責任のもとで行ってください。

ガレージえちごや及びその取扱店は社外部品の使用による潜在的・機械的・電気的故障や不具合に関する一切の責任を負いません。

社外部品の購入により、お客様はその使用方法が適切か不適切であったかを問わず自己責任によって使用することに同意したものとみなされ、またガレージえちごや及びその取扱店は当該部品の使用によって引き起こされたいかなる結果の責任も負いません。

性能の変化は全てのお客様にご体感いただけるものとは限りません。

車両の状態や環境・パーツの組み合わせ等様々な要因等に影響を受けますので、性能の変化が見込めないことがあることをあらかじめご了承ください。

ソレノイドとパワーUP
なぜ、ソレノイドバルブを換えるとエンジンのパワーがかわるのか?

なぜ、ソレノイドバルブを換えるとエンジンのパワーがかわるのか? とても良く聞かれます。
ソレノイドバルブは日本のキャブレターメーカーが作ったものです。

今では日本のメーカーのクルマのほとんどに使われています。


ソレノイドバルブのオイルの流れ方は実際には4つのパターンがあります。
トヨタ、ダイハツなどは非同期領域(キャブの加速ポンプ)に使ってます。

一番動かさないバルブタイミングにしてます。
アクアなどのハイブリッド用1.5リッターエンジン、アルファードなどの2.5リッターエンジン等のソレノイドバルブは

あまりにも動かさないために純正ソレノイドは壊れまくり、対策部品を出したほどです。
アクアは、ストロングハイブリッドにするにはトルクが足りない、
アルファードは、クルマが重すぎてトルクが足りない。


カタログ上の燃費テストをするには、バルブタイミングはオーバーラップがないほうが有利なので動かさないんです。
逆に、スズキやホンダはその上のパターンを使います。
なぜ一番パワーのあるパターンを使わないのかというと、

製造コストを下げているためにソレノイドバルブの中のスプールを引っ張りきれていないからですね。
特に、トヨタ、ダイハツ等は、一瞬トルクが出て、すぐにたれていきます。

コンピューター上はちゃんとオーバーラップさせてるところを読んでます。


たまに、「ソレノイドのマップ触ってます」っていうコンピューターチューンの記事や広告を見ると、

笑っちゃいますよねー。動かないソレノイドバルブにいくらマップを触っても変わるわけはないのにー笑笑。
弊社がマップを触るのなら、ソレノイドを強化してからじゃないとやらないです。

だってうちはチューニング屋なんですからね。


また、エンジンのパワー出したからってオイル粘度上げてるのも駄目ですよ。

ソレノイドバルブにはオイルポンプから上がっていく油圧がかかるんですから。

ノーマルではさらに動かなくなります。


弊社は全てのパターンのスプールを作り、対応する車両のエンジンにて実装テストしています。

同じエンジンでもターボとノンターボではパターンを変えています。


極端な例になりますが、モトGPなら1リッターでもノンターボで350馬力は出てる時代に、

いくら市販でも660ccあればどれだけパワーを絞ってるのかはわかりますよねー。

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